女性客をファンにする!グローアップマーケティング代表の谷本理恵子です。
もともと化粧品や健康食品をネットで「売る文章」を作らせていただく仕事が多いのですが、打ち合わせの時に「これは、よそも入れてるから」とか「これは昔から使われてるから」とか言われることがあります。
でも、それ、「業界の常識」に過ぎないです。
一般の人は、そもそも、まったく知らないんです。
もちろん「売る」ためには、当然、数ある類似商品と、どこが「違う」のかは、明確に述べなくちゃいけません。
けれど、他もやってるから「違い」が出ないわけじゃないんですよね。
みんな「業界の当たり前」に囚われすぎです。
そして、なんとか「差別化」しようと、無駄に新成分に走りすぎです。
「業界内での差別化」を考えれば考えるほど、「普通の人」にとっては、どんどんわかりにくくなります。けれど、理解できないものは、買えません。
「普通の人」は、成分に詳しくないし、美容雑誌をすみずみまで読んで、試しまくってる「マニア」なんて、そう多くはないんです。
だいたい「美容マニア」っていうのは、新成分オタクですから、どうせジプシーし続けます。そういう人向けに売っても、意味ないと思いません?
なので、ちょっと冷静になって、「ごく普通の人」が、どの程度、成分についてご存知なのかを、身の回りの人に聞いてみたほうがいいんじゃないかなぁと思うことが、多々あります。
ちなみに…
私の仕事のベースは、商材問わず、あくまで「普通の人」に「本当の魅力」がわかるように書くことです。
なので、「新製品」も「新成分」も、あんまり興味がありません。
そのへんが、雑誌の「美容ライター」さんと、まったく違うところです。
そりゃ、一般人よりは、ちょい詳しいかもしれませんが、基本、案件が終わるごとにキレイに忘れて、また、がーっと別の知識を入れていくので、「これって、当たり前ですよね」前提で話されても、「いやー、みんな知らないと思うけどなぁ」と感じます。
なんというか、セールスライターであるかぎり、「最先端コスメに超詳しい美容ライター」になっちゃ、ダメなんですよね。
むしろ、「これは、よそも入れてるから」みたいな「クライアントさんは普通だと思い込んでいる成分の良さ」についてとか、「一般的に知られていると思いこんでる作用機序」とか、あまり準備してないところを不意打ち的に突っ込んで聞けないなら、存在意義がないです。
あ…
これ、他人事じゃないですからね!
コスメに限ったことじゃなくて、きっとあなたの業界でも、同じことになってると思いますよ!!
もう一回頭に戻って、ぜひ自分の業界の話だと思って、読んでみてください。
あなたの常識は、みんなの非常識です!!!
P.S.
えー?
じゃあ、どうやって「違い」を出すの?
どんな説明すれば、みんな買ってくれるんだろう?
と思った方、ほぼ、そればっかりを「リアル事例」で、じゃんじゃん解説中。
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