多くの女性達は、買い物する前に、よく比較検討して納得して、客観的に一番良い商品やサービスを買っているわけではなく、お試し気分で、ふわっと買っていることが多いものです。
「どんなに説明されても、私に効くかどうかよくわからない。悪くはなさそうだから、とりあえず試してみよう」という程度の購入にすぎませんから、はじめから、今使っているものから乗り換えるつもりではなく、ちょっとした浮気心で、気軽に購入ボタンを押しているにすぎないのです。
また、多くの商品やサービスは、変化が微妙で少しずつ結果がでていくものですから、ある程度、長期のスパンで見ていただく必要もあるでしょう。
だからこそ、お客様との一対一でどう接客していくかが大切になるのです。
買っているのも売っているのも人なので、人対人のつながりをいかに作っていくのかこそが、落ちるか上がるかを決定します。
つまり、はじめに売れたからといって喜んでいる場合ではなく、これから本気でお試ししていただき、確信をもっていただくためのスタートラインに立てただけと考えて、いかに長期につきあっていけるのか、いっぱい買っていただけるのかを真剣に考える必要があります。
もちろん、無理やり押し売りするのではありません。いかに喜んで買っていただけるのか、ファンになっていただき口コミをしていただくためには、どうすればいいのかを考えることこそが最重要です。
このCRM(カスタマーリレーションシップマネジメント/顧客関係管理)こそが、男性向けのマーケティングとの最大の違いであり、女性マーケティングの肝となります。
いかにLTV(ライフタイムバリュー)を上げられるのかを最大化してこそ、はじめて新規顧客獲得が意味をもつということを、もっと真面目に考える方が増えるといいな、と密かに願っています。
P.S.
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