よくあるご質問にお答えするシリーズ。今回は、「どっちのキャッチコピーがいいの?どっちの画像がいいの?」と迷った時に、より当たる確率が高いものを効果的に選ぶ方法について、お話しています。
マーケティングの世界で、一般的に「スプリット・ラン・テスト」「ABテスト」と言われる方法は、実際に広告費をかけて市場に出して、どちらの方が売れやすいのかを確かめる方法ですが、そんな大掛かりなことをしなくても、身近で誰でもできる方法があります。
それが、紙一枚の真ん中に線を引き、身の回りの人に「どっちがいい?」と聞くことです。
それだけで、びっくりするくらいに明確に、どちらがいいのかが判明します。
大事なのは、自分以外の人の頭を使うこと。
多くの人は、自分自身の商品やサービスについては、すっかり知っているつもりになっていますが、ほとんどの場合、自分たちの事情に詳しいだけで、お客様はどう思っているのか、どう感じているのかについての知識が不足しています。
つまり、自分がずれていることに、まったく気づいていません。
だからこそ、実際にやっていただくと「こんな風に見えているとは知らなかった」と気づくきっかけになるはずです。
素人でも、属性から遠い人でも、2者択一なら、正確に選べる場合がほとんどです。
つまり、「見るからにこっちの方がいい」はわかるもの。
悩む暇があったら、身の回りの人に聞きさえすれば、「お客様の前に出して売れない」という大惨事を防ぐことが可能です。
そもそも、テストは、選択肢にいいものが入っている前提があるからこそ、成立します。
イマイチ同士でテストしても、結果はイマイチなままで、意味がありません。
予選をすることで、どちらの選択肢も「いいもの」だけでテストができるに越したことはありませんし、結果にストレートにつながるだけでなく、目の前でリアルな反応を体験する中で、体感的に知ること以上に勉強になることはありません。
P.S.
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