「感動した」と言われること

女性向け商品・サービスの売上アップをお手伝いしているグローアップマーケティング代表の谷本理恵子です。

セールスライターのお仕事の中には、大きくわけて、イチから文章を考えなければいけない仕事と、すでにある文章を書きなおして再構成し、読みやすくするリライトと言うべきお仕事とがあります。

実は、イチから考えるように見える仕事も、資料を集めて読み込み、全部まとめて、お客様に一番伝わりやすい切り口を考え、かつ、心が動くように表現する、というだけなので、ものすごく広い意味では、元ある素材のリライト、と考えられないこともありません。

ま、そこまで言ってしまうと、新しい小説を書くのだって、古今東西の名作のリライトと言えちゃうことになるので、それは違うのでしょうが…^^;

とはいえ、私に言わせれば、新規ライティングであろうと、リライトであろうとやっている作業自体はほとんど変わらない、とも言えます。

違いは、リサーチに必要な量と労力が大幅に変わってくることくらい。

だからこそ、素材の集め方、再構成の仕方、見せ方、細かいディテールにこそ、ライターとしての個性と技術力が光るんじゃないかと思います。

最近、ステップメールのライティングを請け負うことが非常に多いのですが(このところ1ヶ月に1本〜4本…ほぼ、ステップメール屋さん状態)、中には、既にご自身で書かれたステップメールがあり、その成果がイマイチなので書き直したい、というご依頼もあります。

そういう場合、できるだけ、その方自身の文体に近づけて書く必要もあるため、本文の内容は、元のステップメールや、著書、ホームページなどから、ほぼそのままいただいてくることになります。

ただし、もちろん構成は、大きく変えます。

ステップメールを読んでいる読者を、ゆっくり階段を一段ずつ登っていけるように誘導し、無理なく目的に導けるような形になるように、組み直すわけです。

前後のメールを書き足して流れを作り、全体として1つのセールスツールとなるように仕上げるためには、何よりも構成が大切なので、必然的に、あっちこっちを組み換えてパズルのように再構成することになります。

そうして全体を作った上で、伏線を貼っていったり、途中で迷わないように整理したりして、読者に寄り添うような形に1通ずつを作り上げ、微修正して完成させます。

要は、全体としても、1通ずつとしても、わかりやすく伝わりやすいように、スッキリ書き直す、という作業です。

すると…

依頼してくださったクライアントさんにとっては、文章自体は、すべて自分がどこかで書いたはずのものであるにも関わらず、「読んでいて、感動しました」と、言っていただけたりするんですよね。

「内容はたしかに自分で書いたことがあるものなのですが、まとめ方によってこんなに読みやすく、心に響くようになるんですね。」

なーんて、言葉をいただくと、ホント、この仕事やっててよかったなぁと思います。

私がやりたいことは、「本当の魅力」を「伝わるカタチ」に。

これからも変わらず、ここを追求していきたいな、と思っています。

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