コンサルを重複して受けちゃダメなのはなぜ?

今回は、意外によくいただく「コンサルティングを重複して受けたらダメだと言われてるので…」というお問い合わせについて、お答えさせていただこうと思います。

 

実は、私自身が過去に習った師匠たちから、そのような指導を受けた経験がなく、自分自身も言ったことがないので、あまりにそういう話が多ことに驚いていますし、ちょっぴり不思議だったりもするのですが、おそらく集中してやってほしい、混乱してほしくないという意図で、言っておられるのではないかなと推察します。

とはいえ、大前提として言えるのは、真実はたった1つしかないということ。つまり、教える立場の人間同士の間では、結局は、同じ話をしているという認識があるのですが、解説の仕方によって、まったく逆のことを言っているように見えてしまうこともあるんですよね。

なので、たとえば、特化型のコンサルをされているような場合には、「Facebook広告を強化しましょう」「インスタを伸ばしましょう」「アメブロをやりましょう」など何かのノウハウだけを教えることになるわけですから、他のことまでいっきにいろいろやると混乱するし、一定期間それだけに集中して取り組まないと、出るはずの結果が出なくなる、というのも一理あります。

 

大昔は、詐欺商材みたいなものがあったけれど、最近は、どれを選んでも、真面目にやれば結果が出るものです。とはいえ、ネットマーケティングが生まれてすでに20年以上。年々やるべきことは増え、テクニカルになってきているので、はじめから難しいことをしないと、追いつけない、追い越せないのも事実。いっきに20年分の知識差と経験差埋めるべく、勢いよく駆け上がらないと結果が出ないため、真面目にやるレベル感がものすごく高いものが、最近ではとても多くなってきているかもしれません。

なので、もし取り組もうとしても、どうしてもやる気が出ない結果が出ない、やればやるほど苦しいし、できる気がしないと思うならば、実は、本来やるべきことではないことを頑張ろうとしているのではないかと、私は思います。

実際、「そこじゃない」というところを頑張ってやってる人多いなと感じることも、多々あります。人によって、商材もお客様も違う、今、必要なものが違うので、もしかしたら、その方法が合わない可能性もないわけではありません。そんな場合には、ブレるというよりも、変えた方がいいかもしれないな、と思わないわけでもないのです。

 

ちなみに、どなたかの先生から習うときは、その先生が言ったことを110%くらいやるのが、私のやり方です。実は、「そうは言うけど、うまくいかないでしょう」と疑っているからこそ、「110%やったんですけど、うまくいきませんでした。このあと、どうすればいいですか?」と質問しようと思っているからなんですよね。

もし何もやらずに質問したとしたら「やることやってください」と言われるのは当然ですよね。なので、とりあえず、少々上回るところまでやってから質問に行こうと考えているわけですが、教えられたことをやったら結果が出ます。なので、結局「結果が出たので、この後どうすればいいですか?」という質問になることが多いわけです。

 

ただ、そうは言っても、「110%やろうにも、自分が今ついている先生の言っていることがイマイチよくわからないし、質問もしにくくて困っている…」といった場合には、もしかすると私が通訳をすることができるかもしれません。

たとえば、デザイナーさんとの意思疎通がうまくいかないといった場合に、「デザイナーの意図としては、こうなので、ここを調整してこう言ったらいいんじゃないですか」といった話をさせていただくことは、よくあります。

デザイナーの頭の使い方と、デザインをしない人の頭の使い方がまったく違っているせいで、カオスになっているにすぎないので、整理して解きほぐすことができれば、問題は解消するからです。

 

そんなわけで、うちは併用ウェルカムですが、もし「これしかやっちゃダメ」というコンサルや講座に頭を悩ませている方がいらっしゃいましたら、こっそりご質問するのに使っていただくのも、ありかもしれません。

P.S.
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