Instagramが苦手なのですが、どうしても取り組まないといけないですか?

今回の動画は、ご質問にお答えするシリーズ。最近よく聞かれる「インスタやらないといけない?」という疑問に、いろいろな角度からお答えしています。

結論としては、「しなくてもいいし、他の方法もある」のですが、せっかくなので、なぜ、そういった疑問が出てくるのか、いろいろな集客方法がある中で、どうして今SNSで集客するのが流行っているのかといったところから、読み解いていきましょう。

 

そもそもの話、集客とは「自分はここにいる」というのを見つけてもらう手段ですよね。 たとえば、お店をやっているなら、目立つ看板を掲げることで「あ、あそこに店があるんだ」と容易に気づいてもらえることもあるかもしれませんが、もしお店の立地が奥まっていて、せっかくの看板を誰も見ない状況なら、ただ待っているだけでお客様が来店することは、ありえません。自ら人通りのあるところでチラシを配ったり、目立つ場所に看板を立てたり、地域のフリーペーパーに広告を掲載したり、といった手段を取る必要がありますよね。

実は、インターネットで集客する場合にも、リアル集客と同じことをする必要があります。 ネット集客においてホームページをもつことは、リアル店舗で言えば、店構えができました、というだけのこと。店を開いたら、勝手にお客様が来るわけではないのと同様、ホームページを作っただけでは、まず誰にも見つけてもらえません。知らない店を検索することはありえませんので、「ここにお店がある」ということ自体に、気づいてもらうことができないのです。

 

では、商圏が世界という広大なインターネットの世界で、どうやってこの店を見つけてもらえるのでしょうか。

ひと昔前までは、ホームページにブログを併設して、未来のお客様が検索しそうな情報を頻繁に更新することで、うまくひっかけてくることもできましたが、残念ながら、今はグーグルのご機嫌次第。頻繁に「どういうサイトを上位に表示するのか」を決めるアルゴリズムが変更されるので、どうすれば上位に表示されるか、それがいつまで続くのかの予想がつかなくなってしまったのです。

もちろん、対策をすれば上がることもあるかもしれませんが、実際問題、今書いたブログが、ちゃんと検索に引っかかってくるかどうかがわかるまでに3ヶ月くらいかかることも多く、さらに、検索して来てくれた人が、自分の店に合うお客様とも限らないのです。せっかく書いたブログが、単に情報として消費されるだけで、うまく集客につながるかどうかもわからないとなると、現実問題として、今すぐ集客したいという人というよりは、かなり長期目線で考えられる人しか、使えないということになってしまいます。

 

じゃあ、即効性のある「広告」はどうだろうと思うかもしれませんが、広告の値段は年々高騰してきており、費用対効果が合わない場合も増えていますから、消去法的に「SNSで集客しよう」という話になっているわけですね。

SNSには、すでにユーザーがたくさん集まっている状態です。つまり、自ら人通りがあるところに行けば、人を集めてこられるよねという発想をしていることになります。

もちろん、それぞれのSNSに特有の層の人が集まっていますから、そのSNSにうちのお客様がいないなら意味はありません。そして、たとえ自分のビジネスのターゲットとなるお客様が多く集まっていたとしても、それでも自分も参入するかどうかは、また別問題です。 というのも、何事も向き不向きというものがありますから、無理してやろうとしても、辛いばかりで続かないなら、結果につながりようがないからです。

 

SNSを含め、今はやっているものは、いずれ廃れます。新しいものが出てくると、これまで人気だったサービスがいっきに凋落するというのは、よくある話ですから、必ずしも、絶対にやらなければいけないものがあるわけではないのです。

何か1つだけに依存していると、そのプラットフォームの栄枯盛衰の影響をもろにうけてしまいますから、リスクは分散した方がよいのですが、とはいえ、力が分散すると、どれも攻略できないことになりかねません。そこで、まずは、どれか自分があうと思えるものを徹底的にやってみるのがおすすめです。

自分がユーザーとして1ヶ月くらいは四六時中はりついて、面白いと思えないならば、やってる人の気持ちも、暗黙のルールもわかりませんから、適切な投稿や振る舞いもできません。

それに、SNSには、それぞれ癖があるので、どれも同じキャラクターや文体でできるわけでもありません。Twitterは鋭い切り口が求められているし、インスタはもっと温かい雰囲気なのは、実際にやってみるとわかってくるはずですから、それぞれで自分を多面的に出し分けることになるはずですから、数ある中で、自分にとって違和感がないものを攻略すればいいのです。

 

たとえば、Instagramでも、最近では、さまざまな集客方法が開発されていますから、もしかすると1つのやり方が苦手でも、他の方法はできるということがあるかもしれません。自撮りをアップするのが得意な人もいれば、文字を入れた投稿で集客できる人も、LIVEでつながりを強固に作っていくのが向いている人もいますから、きっとどれかはフィットするはずです。

また、たとえInstagramはダメでも、TwitterとFacebookとInstagramは、それぞれ雰囲気が違うので、どれかはしっくりくるかもしれませんし、やっぱりブログで集客するというのもありです。ネットにこだわらずとも、口コミで自然に紹介されるようにネットワーク作りを頑張るという方法もあります。

ぜひそこに未来のお客様がいるか、自分が心から楽しんで続けられるかという2点から、何をするか、そして何をしないかを考えてみてください。

P.S.
You Tubeでは、女性ターゲット集客のコツや売れる文章を書く秘訣など、さまざまな話をさせていただいています。高評価・チャンネル登録なども、ぜひ。

> 他の動画も、YouTubeでチェックする!

関連記事

  1. 起業当初に役立った、2つのアドバイス

  2. 2021年現在、女性客の集客をネットでやるなら、どんな媒体や…

  3. 今からやるならPhotoshopそれともIllustrato…

  4. セールスライターに向いてる資質とは?適性条件を7個挙げてみた…

  5. 集客しなきゃってホント?真の問題は、別のところにある可能性が…

  6. 女性が起業した時に失敗する原因とは?上手く行かない人の3つの…

\女性に自然に売れていく!/
プリンセスマーケティング3つの秘密

『売れる!女性向け販促物チェックリスト51』もプレゼント!

コラム一覧(月別)