興味がない人に売る時代だと、気づいていますか?
□ プロのセールスコピーライターが、どんな風に考えているのかという秘密をお伝えします
□ 「欲しくない」と思い込んでいた人を「前のめり」にさせ、思わず「衝動買い」させるために何が必要なのかを説明した本です
□ 時代にあった書き方、女性に売る場合に注意すべきポイントが知りたい方に、オススメです
あなたがすべき唯一のこと、とは?
この本には、「売れると言われているやり方」をマネしてもイマイチ結果が出ない人が、 「今すぐ売れる文章を書ける」ようになるには、何をすればいいのか、これまでにたくさんの人にアドバイスしてきた内容を、ギュッと盛り込みました。
うっかり間違った方向に努力を続けてしまうことがないように、なぜかみんなが勘違いしがちなこと、いつも私が「ちょっと待ったー!それは違う!!」と言い続けてきたことをまとめています。
あなたがもし、「どうして売れないんだろう」と思っているなら、真っ先に読んでみてください。きっと、ヒントが得られるはずです。
はじめに
あなたは、お客様が「買わない理由」を考えたことがありますか
多くの人は「どうして売れないのだろう」と考えます。
けれど、「売れない理由」を考えても、不毛です。せいぜい「景気のせい、環境のせい、そもそも商品が悪いせい」と責任転嫁をするか、「頑張っているのに、何が悪いんだろう」と思考停止に陥るのが、関の山。ですから、質問を変える必要があります。
あなたのお客様は、なぜ「買わなかった」のでしょうか。
もっと言うなら、なぜ「買うことができなかった」のでしょうか。
お客様の立場に立って考えてみれば、明確に理由があるはずです。
たとえば、説明が難しすぎて、良さが伝わらなかったのかもしれない。
欲しいと思ったにも関わらず、行き方や買い方がわからなかったのかもしれない。
必要な情報がどこにあるかわかりにくかったせいで、面倒になったのかもしれない。
よさそうだと思いつつも、また今度でいいかと後回しになったのかもしれない。
そもそも自分に必要な情報だということが、理解されなかったのかもしれない。
存在は知っていても、どんな時にどう役立つ商品やサービスなのかに気づいていないのかもしれない。
「買わない理由」をすべてつぶす!
実際に「買う」という「行動」を起こしてもらうためには、あなたが思っている以上に、さまざまなハードルがあるものです。
けれど、もし「買わない理由」がわかったなら、その理由をすべてなくせばいい。
「売れる」か「売れないか」の違いは、そんなシンプルな部分にあります。
お客様がどんなことを不安に思って「購入の決断」を先延ばしにするのかを知り、何をどんな順番で説明すれば、「買う」以外に選択肢がない状態にもっていけるのかを理解していれば、たとえ文章が下手でも、デザインが素人っぽくても、少し暗い値段が高くても、売れていくのは当然です。
すべては、お客様の気持ちになって「どうして買わなかったんだろう」に踏み込むことから、はじまります。
どうすれば「売れる」のか
本書は、「売るための文章」を作る専門家であるセールスコピーライターの考え方、つまり、どういう発想で、何に注意すれば売れるのか、という「ロジック」の部分を知っていただくことを目的にして書きました。
日本では、まだあまり知られていないセールスコピーライターという仕事の真価は、「文章を書くこと」自体にあるわけではありません。なぜなら、文章が上手いからといって、モノが売れるわけではないからです。
むしろ、商品やサービスの「本当の魅力」をリサーチし、「誰に何をどんな順番で伝えれば売れるのか」を組み立てるところにこそ、実力の差が出ます。そして、普通なら見逃してしまうだろう「細い部分」にどれだけ注意を払えるかによって、さらに大きな違いが生まれます。
とはいえ、どれもそれほど難しいものではないので、安心してください。単に知っているかどうかの問題なのです。
女性にわかりやすい=すべての人に伝わりやすい
特に、女性に売りたい場合には、「買わない理由」つまり「行動のブレーキ」になっている要素をすべて取り除く、という考え方はとても重要です。
というのも、男性の場合には、商品やサービスがもたらす「客観的な効果・効能」に強い関心がある場合が多いため、少しぐらい不親切な説明であっても、どうにか読み解き、頑張って理解しようとしてくれる可能性があります。
けれど、「主観的な価値や体験」に重きを置く女性たちは、「どうして私がいちいち意味を考えなきゃいけないわけ?」とイラッとするか、「何が言いたいのか、さっぱりわからない!」とすぐに諦めてしまって、続きを読みません。
つまり、買っていただくには、「必要な情報」が「楽に手に入る」ように細部にまで気を配って、途中離脱を防ぐ必要があります。
直感的で移り気な「女性」にわかりやすい内容にできるなら、万人に伝わりやすい見せ方になります。それに、デパートの売り場面積が示す通り、多くの商品やサービスの購買決定権を握っているのは、女性たち。だからこそ、「女性にとって重要なポイント」を落とさないように配慮することは、全体的な売上げアップに貢献するのです。
すでに、女性の購買心理の本質的な部分については、前著『ネットで「女性」に売る』(エムディエヌコーポレーション)に書かせていただいたので、本書では、より細かい見落としがちなポイントを具体的にピックアップしました。
一般論として知っていたとしても、いざ自分自身でやるとなると、うっかりすっ飛ばしてしまうこともあるものです。
ですから、本書は、実践的な改善策を見つけ出すヒントとして、男性に売る場合にも、女性に売る場合にも、お役立ていただけるのではないかと思います。
誰でも今すぐ使える!
正しく「伝える」技術の重要性は、日々増してきていると感じています。
私自身は、比較的小規模なメーカー通販で、運営責任者を4社6年させていただいた後、さまざまなクライアントの販売促進に携わってきた現場の叩き上げですが、当時は本もほとんどなく、とにかく試行錯誤する中で、セールスコピーライティングやダイレクト・レスポンス・マーケティングを泥臭く学ばざるを得ませんでした。
けれど、さらに世の中のスピードが速くなっている今、手に入る情報は先に仕入れ、ある程度、見極めがついた場所で、テストをしていくことが求められています。
本書をご活用いただくことで、あなたの素晴らしい商品やサービスを、本当に必要としている方に届ける一助になれば幸いです。
株式会社グローアップマーケティング
谷本理恵子
目次
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詳細情報
女性に「即決」される文章の作り方
* ぱる出版
*ISBN-10: 4827211124
*ISBN-13: 978-4827211122
* 発売日: 2018/5/21
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