今回は「まったくゼロから起業する時に、どのような順番でアイデアを考えれば良いですか?」というご質問にお答えします。
まず、大前提として、自分の頭で考えたアイデアでいきなり起業するのは、オススメしません。というのも、素人が考えたものは大きくずれていることも多いし、あなたが考えつく程度のアイデアは、すでに誰かがやってダメだったから今無い可能性の方が高いからです。
つまり、無駄な失敗をしないためには、それが自分に酔っているだけのイマイチなものにすぎないのか、ちゃんと勝算があるアイデアなのかを、まず検証してからはじめることが必要になります。思いついたから、すぐにやってみるのではなくて、その思いつきがどういうレベルのものかを確認し、自分勝手な思い込みではないことを確かめる手順を踏む、ということです。
1:まずは、他の人に話してみる
身近な人でよいので、会う人すべてに「こういうこと思いついて、やってみようと思うんだけど…」としゃべってみましょう。話すほどに、自分自身が「やっぱり、これやりたいな」と思うのか、逆に、だんだん飽きてきてしまうのかもわかりますし、相手の反応でどのくらい成功しそうかも見えてきます。やればやるほど説明もうまくなってくるはずなので、一石二鳥です。
2:できることを提供してみる
実際にやってみることが決まっても、ここでいきなりブログやSNSで発信するのは、まだ早すぎます。この時点で、商品やサービスの内容を固めようといろいろと考えても、結局は無駄になることが大半。なので、商品やサービスを作る前に、まずは身近な人に提供してみましょう。「なんとなく、こういう内容」という程度のろくに固まっていない状態であっても、友達の友達くらいまでの関係性なら、個人的信用で「よくわからないけれど試してあげてもいいよ」という方が見つかるはずです。
そして、その目の前の人の欲しい結果にコミットして、そのモニターの方が欲しい未来にたどりつくために必要なもので自分ができることは何でもやる、いう姿勢で挑むと、自分自身では思いもよらなかった本当の需要も見えてくることでしょう。
3:共通点をパッケージ化
全力でモニターにサービス提供をやってみると、必ず提供している内容に共通点が出てくるので、その共通点を商品やサービスに仕上げます。つまり、自分で考えて作るのではなく、試しにやってみたら、みんなに喜ばれた、求められた部分、価値を感じてもらえるところをパッケージ化するわけです。
この手順でやれば、自分の魅力が活きる商品やサービスが、素早く確実にできあがり、まず、はずすことはなくなるかと思いますので、ぜひ試してみてください。
セールスライティングやマーケティングは、何でも叶えることができる魔法の道具ではなく、レバレッジに過ぎません。できるだけ早くゼロイチの状況を駆け抜けていただき、次に1を100にするステージに入っていただくことで、もと自由に動けるようになります。
P.S.
You Tubeでは、女性ターゲット集客のコツや売れる文章を書く秘訣など、さまざまな話をさせていただいています。高評価・チャンネル登録なども、ぜひ。