「女性」が「女性客」に売る場合のウケるセールストークの考え方

今回は、「女性」が「女性のお客様」に売る場合のセールストークで、誤解されがちなポイントをお伝えします。

 

結論から言うと、「あなたの感性のまま、どうぞ」。

つまり、自分が感覚的におかしいなと思っていることは、実際におかしいので、自分の感覚を信じて良い、と思えることが、実は、かなり重要です。

というのも、女性たちは、どちらかというと自信がない方が多く、常に「このやり方でいいんだろうか?」と不安になってブレがちです。

勉強熱心な方ほど、本を読んだりセミナーに参加したりするわけですが、情報には、そのまま信じていいものと、その事例だけに通用して、うちの場合にはそのまま適用できないので、鵜呑みにしてはいけないものが存在するのです。

 

たとえば、マーケティングやセールスコピーライティングという意味での「大枠」は同じでも、その枠に入れる「中身」、つまり、買い物に何をもとめていて、最終的にどうなりたいのかという傾向や、何を言ったらどういう気持ちになるのかという部分が、男性と女性とでは大きく違うことは、よくあります。

それなのに、世の中に流布しているマーケティングやライティングのテクニックを信じすぎると、かえって売れなくなることも。

 

また、自分では「このデザインはちょっと…。この文章で本当にいいのかな?」という違和感を持ったとしても、「気のせいかな?」「私は買わないけど、他の人は買うかもしれないし…」と妥協したり、スルーしたりすることも、よくあります。

「私は、女性の中では、例外的な方だし…自分だけの個人的な感覚かも」と考える方が多いのですが、実際には、女子会で「これ、いいよね。こっちはイマイチ」と同じ話題で、一緒に盛り上がることができる以上、案外、みんな似通った感性をもっています。

つまり、あなた自身の「これ嫌だな」という感覚は、他の人にも感じられるはずですから、いかに細部までこだわって、違和感をなくしていくことができるかが重要です。

もし「なんとなくこの写真は嫌い、この写真は好き」と思ったなら、その気持ちをぜひ言語化していきましょう。たくさん比較していくと、こういう共通点があるから、こちらが良くて、こちらはダメだと論理的に説明できるようになります。

 

また、話の流れも、女子会トークでオススメする時をイメージすると、とても便利です。

女性同士のコミュニケーションでは、相手に何かをガリガリ紹介するのではなく、「ねぇ、最近、こういうの使って良かったんだよね」と自分の体験をネタとして使い、自分にとっての感想を言うような話し方になりますよね。

普段の女性同士のコミュニケーションをもとにした組み立て方にすることで、自然にすっと理解できるセールストークやセールスコピーライティングが可能になるはずなので、ぜひ試してみてくださいね。

P.S.
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