54時間で、アイデアを形にせよ!Startup Weekendで初めてコーチをやってみた

女性客をファンにする!グローアップマーケティング代表の谷本理恵子です。

2020年1月10日から12日にかけて、地元の関空(KIX)で初開催のStartup Weekendに、コーチ(&ときどきスタッフ)として、どっぷり参加してきました。
 
金曜夜から日曜夜までの54時間で、起業に必要な「知識スキル」と「地元人脈」の両方を手に入れるアメリカ発祥の体験型のイベント。なんと、すでに世界1,200都市以上で開催されていて、リピーターも多数(グローバルスポンサーはGoogle)。
  
初日のアイデア(1分間のピッチ)をもとに、その場で結成されたチームで、なんとか即興でビジネスプランを考え、最終日にジャッジ(今回は、Chatwork株式会社 代表取締役CEO兼CTOの山本 正喜氏、株式会社i-plug 代表取締役社長の中野 智哉氏、株式会社スマレジ 代表取締役の山本 博士氏)の前で、各チーム7分間でプレゼンし、優勝が決まります。

途中で、コーチ(今回は、デザインエッグ株式会社 代表取締役 CEOの佐田 幸宏氏、オオサカンスペース運営の株式会社 Kaeru 代表取締役の大崎 弘子氏、政府系ベンチャーキャピタルを経て現在はAirbnb Japan勤務の大屋 智浩氏、あとは私、谷本理恵子)にアドバイスをもらい、半日かけて作ったプランがあえなく白紙に戻ったり、結果、お客様となりうる人の声を実際に聞きにいったり、競合を調べたり、資金計画を考えたり、魅力的なプレゼンの資料を作ったり…
  
一通り、ビジネスって、起業って、スタートアップって、こういうことをしないとうまくいかないんだ、ということを体験的に知ることができるイベントになっているわけです。
  
終始、問われるのは、「審査基準」を見れば、明白。


要は、このビジネスの「お客様」って、誰?
その「お客様」がお金を払ってでも、解決したい課題・問題って何?
ってことを、しっかり掘り下げて、考えているかどうか。
  
つまり、自分が助けたい、解決したいのは、いったい「誰」の「どんな問題」なのかを、ハッキリ詳細に理解できているかが、すべてなのですが…
 
誰もが、自分の「お客様」がどんな人たちなのかを、わかっている「つもり」になってしまいがちです。
 
当然、ちょっと突っ込まれるごとにボロが出てきて、自分たちが「いかにわかっていなかったか」が、わかってきます。
 
なので、コーチである私の仕事は、2日目の午後に、ひたすら
 
お客様は、具体的に、どんな人?
なんで、あえて、その人?
そんな人、そもそも存在しないんじゃない?
その人、ホントに、そんなこと思ってる?妄想じゃない??
その人、なんでお金払ってくれるわけ?ボランティアでやるの??持続可能性なくない???
っていうか、その方法では、解決できていないのでは?
他の方法ですでに解決できるから、そもそも不要じゃない?
似たサービスがあるのに、あえて選ばなきゃいけない理由って?
その人に、どうやってアプローチするの?え?そこにホントにいる??
 
などと聞いて、改めて「審査基準」を思い出していただき…
 
「やばい!このままでは最終日のプレゼンに耐えられない!!」
 
と、早めに青ざめていただくことかな、と。(ちなみに、これらの答えは、考えても出てきません!すべてのヒントは自分の外にあります。具体的な引き出し方と活用方法を解説した講座は >>こちら ※冒頭無料公開中)

なにしろ、期限内に、無理でもなんでも、どうにかしなければいけないのは、実際のビジネスでも同じですし、まわりと協力して、なんとか進めなきゃいけないのも、リアル世界と同様です。
 
なので、せっかく3日間も貴重な時間を使うなら、本気でエネルギーを注ぐことで、できるだけ多くのリターンを得て欲しい。
 
それに、遊びだと手を抜くのではなく、「勝ち」に行くことにこだわり、精一杯やりきるからこそ、今の自分のビジネスにも、今後の人生にも活かせるインスピレーションを得られるはず。
  
というわけで、「なんか損な役回りだなぁ」と思いつつ、私自身は、はじめから、2日目の時点で、あえて厳しいことを言わせていただき、一度「壊して」おくのがいいよね、と思っていました^^;
   
参加者の方々は、さぞかし暗〜い気分で、2日目を終える羽目になったんじゃないかと思いますが…(しかも、さっきまで音響とカメラマンやってた人が、豹変w)

日常でこのような体験をすることは、なかなかありませんので、実際に携わってみて、すごく良くできたイベントだなぁと感心しています。

豪華ジャッジ陣の講評

 

結局、うちのオンラインサロンで、私がいつもフィードバックしてるのも、この「あなたのお客様は?」ということばかりですし、コンサルでも、セールスライティングでも、結局はすべて同じなんです。
 
なので、もし機会があったら、ぜひStartup Weekendに参加してみてください。かなりオススメです(ほぼ毎週、あちこちでやってます)。
  
スタートアップをやる気がなくても、参加する価値があります。起業させるのが目的ではなく、起業できる人を増やすのが目的という粋なイベントなので、サラリーマンでも今の仕事に活きるはず(社員教育にも最適、高校生や大学生は必須教育にしてほしいくらい)。
 
しかも、コスパ最高です(セミナーでやるなら、まず50万円以上はするだろう内容が、ほぼ食費のみって…。リピーターの存在に納得)。
 
ちなみに、今回は、関空の滑走路が見渡せる最高のロケーションで、お料理も、海の幸も山の幸も豊富な泉州の食材メインに、地元のめちゃくちゃ美味しい&ヘルシーなお店のお取り寄せ。個人的には「世界一、豪華なSW」だと言ってもよかったんじゃないかと、密かに思っています(≧∇≦)


参加者のみなさまはもちろん、スポンサーの各社、場所や食事を提供していただいたみなさま、ボランティアで協力してくださったジャッジやコーチ、公認ファシリテーターやオーガナイザーはじめ、企画や運営に走り回ってくれたみなさま、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!
 
楽しかったし、私自身もたくさん勉強になりました!!

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